日本語教育(入国後講習)

実習生それぞれの「きぼう。」を実現するために、実習生の仕上がり像を描きます。仕上がり像の先にあるもの。それは、帰国の際、「日本に来て幸せだった」と感じ、笑顔で家族と再会できることです。そのために「必要な日本語を提供する」、これが、実習生たちに資する私たちの教育活動です。

(『外国人技能実習生下の入国後講習の現状と課題』 栗又 由利子著 _一部引用)
.

特徴

  • 一般コースの他に介護(N4・N3)コースも承ります。
  • 外国人全般に対する日本語教育で培った経験を持つ講師陣で教育します。
  • 日本語コミュニケーション能力「聞く・話す」を高める会話トレーニングを行います。
  • 他の国の実習生と学習することにより、職場でも他の国の実習生とも円滑に実習することができます。
  • 本校は、全寮制で教育を行うため、母国語で対応できる生活支援アドバイザーを配置し、副次的に日本の生活習慣に関する教育指導を行います。
 
きぼうで過ごすこと全てが「日本語学習」「日本生活習得」につながります。

 

日本語教育概要

1.教育方針

  1. 技能実習生が日本で安心して、安全に暮らせるための日本語教育を提供します。
  2. 技能実習生が実習先でしっかりと実習できるための日本語教育を提供します。
  3. 技能実習生が笑顔で家族に再会できるための日本語教育を提供します。

2.教育目標

・かわいがってもらえる実習生を目指します

実習先の環境を自らの手でも「良く」することができる実習生

・仕事ができる実習生を目指します

仕事の指示や、言葉を理解し、実習先の人々と円滑に仕事が出来る実習生

・命を守れる実習生を目指します

いざというときに自分の命、または他の人の命を守れる実習生

3.授業内容

  1. その日の授業の目標に従い、実践的な会話を中心としたより実用的な内容を学習します。
  2. テキストを使用しながら、実習先で仕事、人間関係もうまくいくポイントとなる日本語を学びます。

4.使用教材

    1. 今日からはじめる感じがいい日本語_初級レベル(Gakken)
    2. できる日本語(初級)私のことばノート(凡人社)
    3. 技能実習生の日本語基本語彙集(きぼう国際外語学院)

    5.講習日程

    日本語教育カリキュラムは以下のリンクからご覧いただけます。

    日本語教育講習日程(標準例)【PDF】

    6.入国後講習(法的保護・警察消防・生活支援)

    法的保護講習

    専門士業の先生方で講習を行います。入管法の分野は行政書士、労働法の分野は社会保険労務士の先生が講義を行います。実習生が安心して日本で実習できるように、法律の知識や問題が起きたときなどの対応方法を学びます。

    警察・消防講義

    警察署(交通総務課・生活安全課)の警察官が来校して、講話を行います。交通ルールをはじめ、最近問題になっているSNSを利用した犯罪の注意喚起も行っています。

    消防講義では、火気の取り扱いに注意するための火災予防、消火器の使い方など、初期消火の方法も学びます。

    生活指導・生活支援

    ”本邦での生活一般に関する知識”の一環として、
    入国後の説明はオリエンテーションにとどまらず、生活指導として、母語の通訳者が直接生活指導の授業を行います。主に生活のルールを勉強します。ゴミの分別など、知識だけでは分別の判断力が養われないため、講習期間中は、生活指導員が実習生に指導をしつつ、一緒に活動しながらルールを学びます。

     

    7.入国後講習オプション(健康診断・技能講習)

    健康診断

    講習期間中に雇入れ時健康診断も行います。

    追加健診(じん肺 溶接ヒュームなど)が必要な際もお気軽にお問合せください。

    技能講習・特別教育(送迎・通訳手配)

    玉掛け、クレーンなどの技能講習・特別教育の送迎、通訳手配などの相談も承ります。

    滞在中の実習生に限らず、入国後講習を修了した実習中の実習生の受入れもできます。

    ※送迎は、当校の寮から小山市近隣の講習所までとなります。

    お問合せはこちら———————————–


    0285-32-6656
     Mail-Form